関東支部 春の芸術鑑賞
2024年5月8日
関東支部 春の芸術鑑賞
関東支部の初の試みとして、3月下旬~4月上旬に開催されました「春の院展」にご招待
いただき絵画鑑賞を楽しみました。また、5月には、1月に続き「能と狂言」の鑑賞を
行いました。
「院展(いんてん)」とは、日本美術院が主催する絵画や彫刻などの展覧会で、現在は
日本画のみを対象としています。
今回のきっかけは、私(田中)が家族でお付き合いしている同院の同人で京都在住の
日本画家、山田伸先生が一人でも多くの方に見ていただきたいとの想いから、招待券を
回していただいたことにあります。
関東支部の皆さんにお伝えしたところ、ご家族やご友人を誘って見に行きたいとお申し
出をいただき、瞬く間に20名の方に楽しんでいただくことができました。
日頃疎遠だった会員の方からの連絡もいただき、支部の横展開ができつつあると実感
しました。もちろん、院展は同人(日本美術院の同人は同院の最高序列で、会社でいう
役員に相当します)の作品はもとより、初入選された方の力作まで、見応え満載でした。
この院展は毎年春と秋に開催されますし、東京以外でも巡回展が開催されますので、
今後も多くの瑞山会会員の方々にお知らせできればと思っています。
5月6日に観世能楽堂で行われました「能楽」は、1月に引き続き事前講座付きで
ストーリーを予習して鑑賞しました。
今回は、第1部では、観世流当主九世観世銕之丞が仕舞「笠之段」を舞い、第2部の狂言
「六地蔵」では、人間国宝二世野村万作(ご子息の野村萬斎さんの方が今は有名?)が
シテ方を演じ、第3部の「芭蕉」も併せて必見の価値ありだったと思います。
今回は、関東支部会員のご家族やご友人も誘い合わせていただき、10名での鑑賞に
なりました。
今後も瑞山会関東支部からの様々な情報発信を通じ、支部活動への理解のみならず
名古屋市立大学の卒業生であるメリットや誇りを感じていただけるようにしていきたいと
思っています。
田中英治(関東支部長、14期中居ゼミ)