令和6年度交流会 総会・懇親会開催
2025年2月19日
令和7年2月1日(土)名古屋マリオットアソシアホテルにて
令和6年度交流会総会が開催されました。
冒頭 津田交流会会長挨拶で、今年度から新規事業として本学の知名度を高めることに貢献した
学生、教職員、同窓会員に対しその功績を称える「顕彰制度」スタートの報告がありました。
初の「同窓会員」部門表彰に、 瑞山会28期生の西村誠司氏が選ばれました。
西村氏はエクスコムグローバル株式会社の代表取締役社長、
イモトのWiFi提供、にしたんクリニック開院等の素晴らしいキャリアが評価された次第です。
その他、交流会の大学行事に対する支援として、テント5張り寄贈もさせて頂いたとの話があり
学園祭で他大学のテントに加え、初めて”名古屋市立大学”のテントを見た方もいると思います。
郡理事長からは、「温故知新 多彩なルーツに支えられ未来を開く」をキーワードに2,200床の
リハビリテーション病院の新設、2026年6月オープン予定の救急災害医療センターにより地域
貢献度のランク3年連続国内1位を達成。今後6年間で1,818億円の施設整備費を見込み、これは
全国の大学で1位に相当する規模となる」とのこと。その中には経済学部棟新設も含まれます。
休憩をはさみ、藤井聡太7冠を弟子に持つ杉本昌隆様より「師匠が語る藤井聡太という才能」と
題し講演をして頂きました。
「デビューから29連勝の新記録を達成した藤井棋士は、14歳で入門した当時から桁外れの弟子で
指導者が思う普通と ”今の世代の普通” の違いを感じました。
自分たちの時代は苦しむことが勉強、今は合理的でムダを嫌う、
将来の成功より現在のやりがいを大事にする、対面とオンラインを使い分ける世代です。
そのため自分の考えを押し付けるのではなく、自ら学ぶことを選択させました。
ちなみにAIは1秒間に一億手を読めるそうで、世代や考え方の違う集まりが気付きになります。
裏話ですが入門時の初対局は私が負けました。2戦目は大人のずるさを使い何とか勝つことは出来
ましたが(笑い)。 師匠の弱点を公言する弟子は成長します。まさに藤井聡太7冠です。」
藤井聡太を通じ現在の若者像を解説した講演は新鮮でした。
杉本師匠の下で現在の藤井7冠が誕生したとの思いが強くなりました。
その後名古屋市立大学医学部3年の森本理子女流棋士との対談があり、
「これからも医学と将棋は勉強が続く。二刀流を目指していく」と力強い発言がありました。
続く懇親会では津田会長から瑞山会片山会長へ「顕彰表彰状」贈呈と西村氏からの受賞お礼の
ビデオメッセージが寄せられ放映されました。
次回の交流会総会の講演者としては「瑞山会 7期生 大和田獏さん」の講演が予定されています。
交流会HPに申し込み案内が1月頃掲載されますので、参加費無料ですので多くの方の来場を
お待ちしています。